ホーチミンにやってきて半月経過しました。皆様は如何お過ごしでしょうか?
住んでる地域が日本人街と離れているので、ベトナム語がメイン言語なので正直何言ってるか分からないのでジェスチャーと勘だけで買い物したり食事したりしてますよ。最初は楽しかったんですが外に出るだけで疲労感を感じ始めたので、意思疎通が上手く出来ない事に構えて常に緊張状態にあるから疲れが出てきてるのでしょうね。
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ベトナムはまだ現金主義がメインの国
ホーチミンに来る時に生活準備金でかなりギリギリの金額を日本円で持ち込みました。正直このお金を無くしてしまったら私のホーチミンの生活は終わりを告げます。この記事を書いている段階ではホーチミンで就く仕事の10日前なので、初の給料日は来月と言う事になります。それまで今持っている現金は死守しなければならないのです。
銀行口座開設
日本に住んでいると銀行口座開設に不自由を感じた事など無いですが、ホーチミンに来ると日本人は当たり前ながら外国人になります。昨年(2019年)銀行に対する法改正がベトナムでは行われたらしく、外国人の銀行口座開設についての条件が厳しくなったとの事、実際に外国人に対して緩いと評判のネットで調べたTimoと言うネットバンクに問い合わせてみました。
現在のベトナムでの銀行口座開設の条件
1年以上のベトナム滞在許可がある
- 有効期限12ヶ月のビザを所持している
- 居住許可証(レジデンスカード)を所持している
労働許可証(ワークパーミット)を所持している。
恐らくは上記のどちらかを満たしていれば銀行(担当局員)によっては銀行口座が開設出来ると思われます。
持ち込み外貨を預金する場合
仮に口座が開設できたとしても、日本から生活費として持ち込んだ現金を口座に入金するには条件があります。
ポイント
空港で持ち込んだ日本円の金額を申請して持ち込んだ金額を書類にして預金する時に銀行に提示しなければならない。
これはマネーロンダリングの予防の措置ですね。出所が分からないお金を安易に銀行に預金させないと言う所でしょうか?
ポイント
ベトナムでの収入も給与等の出所がはっきりしているお金しか銀行に預金は出来ません。
金庫を買おう!
外国人向けのサービスアパートメントには部屋の掃除と洗濯のサービスが付いています。
確かにそうなのですが、逆を言えばプライベートスペースに自分の体がない時に他人が部屋に入るとも言えます。
自分の監視下の元に部屋に入られる場合と自分の体が部屋にない場合ではセキュリティーと言う面で安心感が全く変わります。
銀行に生活費の現金を預けれない場合はどうしようかと言う答えは簡単でした。
サービスアパートメントでは大家に相談したら金庫を貸して貰える場合もありますが、それでもマスターキーを握られていると想像すればあまり気持ちの良いものではありません。そこで金庫を個人で購入するのが一番手っ取り早い盗難予防の方法なのだと私は考えました。実際にベトナム人でも出所の分からないお金を銀行に入金出来なくなった法律のお陰で現金で自宅に保管している事が多い様です。
ボーバンタン通り
ホーチミン3区のボーバンタン通りに金庫屋が多くあるとネットで知りました。
参考
ボーバンタン通りの何処に金庫屋があるかなんてもちろん知らないので、昼頃に日焼け対策した(長ズボンにパーカーにマスク)と言う怪しげな服装でGrabを使って行き先を「Vo Van Tan」と入力だけしてボーバンタン通りに向かいます。3区は1区の北西のエリアになるようで現地に着いてから足で探すつもりだったので、歩きやすい様にスニーカーで行きました。
いきなり出会う金庫屋
Grabバイクが停車したので降りて料金を支払います。
周囲を見渡したその時
道路を挟んだ反対側に金庫屋が見えました。
大小色々な金庫があります。
私の探していた金庫の条件
- ナンバーロックで電源(電池が表側にある)物
- MacBookAirや貴重品が全部入る大きさ
大きさの条件を満たすとなるとこう言う大きさの金庫になります。もちろんですが金庫屋は英語なんて話せないので、ジェスチャーのみで交渉する事になります。
スマホの電卓を見せて金庫屋と交渉します。
最終的に購入したのは2.300.000VND(日本円で1万円を少し上回るくらい)のこの金庫でした。ナンバーロックに鍵で開閉すると言う二重ロック方式であった事に、ナンバーロック用の電源の電池が表面にある事(これなら電池が切れても電池交換が安心して出来る)、ちなみに重さは金庫単体で15kgあるので中に物を入れるとかなりの重さになる事と大きさがそこそこ大きいので持ち出そうとすると目立ってしまう事による、盗難抑止力になれば良いと言う考えもありました。
パスポートや現金等の収納にはこの金庫で十分でしょう。セキュリティーを追求するならホーチミンで生活するよりも日本で生活する方が確実です。
まとめ
基本的に盗難被害に遭っても現地警察は頼りになりませんし、盗難された物が返ってくる事は無いと考えるのがベトナムで生活すると言う事だと思います。盗難や紛失は完全に自己責任の範疇であり、この国では自己責任が全てと言う事です。金庫に関しても完全に安全とは言えませんが、金庫に収納すると言う事で自分の持っている貴重品を守ると言う事に関しては、何も対策しないよりはかなりマシだと言えます。
銀行口座が開設出来れば現金は必要なお金をATMから引き出す方が安全とも言えますが、そうなると常に持ち歩くキャッシュカード(デビットカード)の管理に注意が必要になります。現金を自宅保管すると言う事は生活する上でリスク分散と言う意味でも大きな要素になり得ますね。