ホーチミンに来て2週間が経過しました。少し生活に慣れたかな?と言う感じですが、外を歩く時はやはり背後に人影が無いか?注意力が散漫になってないか?と、気が張ってるので部屋に帰ると少し疲れが出ると共に安心してしまいます。
そうなった原因に前回のホーチミン旅行で遭遇してしまったスマートフォンの盗難があります。今回の記事はどう言う方法でスマートフォンが盗難されたかを説明します。
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ベトナムはまだまだ豊かではない国
社会的に急成長を遂げている最中のベトナムですが、まだまだ日本に比べれば社会的に成熟はしていません。日本ほど豊かでは無い暮らしをしている人がまだまだ多いという事が現状です。貧しい暮らしをしているが故に悲しいですが犯罪に走る人もいます。
ベトナム人全員が犯罪者ではもちろんありませんが、軽犯罪に関してはベトナムでもホーチミンは大都市であり、人口が多いのでどうしても増えてしまうのもまた事実です。私はホーチミンに就労する前にホーチミンと言う都市を知る為に短期でホーチミンを訪れる際にネットで情報を収集している時に「軽犯罪が多い」と言う事に対しては注意しておこうと頭に置いていました。
実際の被害状況
ホーチミン旅行初日でした。この時の旅行は短期でありながら今後お付き合いする事になる方々との約束があり、のんびりとホーチミンを味わう旅行から半分ビジネスの様な旅行に変化していたので、私自身タイト過ぎるスケジュールの旅行で焦りもありました。
転職エージェントと会食
ホーチミンに転職活動をしている時に非常にお世話になった方との会食の約束が到着日の夜にありましたので、エージェントの指定するイタリアンレストランに行き色々な話をしました。その時にワインをかなり飲んでしまいました。日常を過ごす中で毎日飲酒する習慣はありませんが、私は基本的にお酒が好きで飲み始めると止まらないのが悪癖なのですね。
案の定、エージェントと分かれた後も一人でお酒を飲みに行ってしまいました。
日付が変わる頃
日付が変わる頃かなり酔っていた私はスマホのアプリGrabを使ってバイクタクシーを配車しようとしている所に
酔っているので脳が注意喚起していても面倒臭さが勝ってしまいGrabのアプリを閉じてカバンに入れていたホテルカードを出してライダーに見せました。
ライダーがホテルカードを手にとって見てから
そしてヘルメットを渡されてバイクの後ろに乗ります。
この時に私は自分のホテルまでのナビを出してたので後部座席でずっと見ていたのですね。
人気のまったくない場所に行く
数分後、明らかにナビと違う方向にバイクが進路を向けたので警戒心が酔ってるながらに出てきます。
1ブロック進むとそれは確信にかわってました。
ライダーはアクセルを右手で開けたまま、左手で誰かとベトナム語で電話しています。
何度も声を荒げてまくしたてて聞き続けたらバイクが停車して降りろとのジェスチャーをされたので降りて律儀にヘルメットを返しました。
両サイドが公園で人の姿が見えない通りでした。
組織的に狙われた
バイクから黙って私を見るライダー
私はスマホのナビの画面を指差しながら見せてもう一度聞きました。
その時不意にライダーが私のスマホを手に取りました。
不意の行動でしたが、私が油断していたのでしょうか?そう思いたかったのでしょうか?「行き先を確認している」と脳が考えました。
スマホのマップを触っている雰囲気がした次の瞬間!
後ろから1台のバイクが走ってきて私のスマホをそのバイクのライダーにパスをして、走ってきたバイクは進行方向にすぐに走り去ってしまったのです。そして私を乗せてきたバイクは反対方向に走り去りました。
スマホのパスの連携等を考えると走行中に電話で場所を相手に指定して二人組での犯行だったのでしょう。
方向的にもどっちも追えない、追った所で人の走る足でバイクには追いつかない。
私は瞬時に諦めました。そしてカバンから予備のスマホを(データSIMだけ使えるようにしていた)出して、ナビでホテルまで歩いて帰りました。
まとめ
夜の街で日本人が一人で酔って歩いていると獲物を狙うように狙われます。恐らくは他のパターンも色々あるでしょう。ですが、基本的には海外でのトラブルは自己責任です。自己防衛はもちろんですが、海外旅行保険に入るなりして保険もしっかりかけておく事をおすすめします。