今回就労ビザが無事に発行されたので、就労ビザを発行した手順と方法を説明します。
Table of Contents
ベトナムの入出国について
日本のパスポートを所有していればベトナムに短期の旅行であればビザは特に必要ありませんが、ベトナムにはノービザでの入出国のルールがあります。
- パスポートの有効期限が6ヶ月以上残っている
- 滞在は15日間
- 出国手段のチケットを確保をしている証明(空路や陸路での15日以内の出国便の控えなどが入国審査で求められます)
- 出国後の30日以内のビザ無しでの再入国は禁止
ポイント
出国便の証明については入国審査時にeチケット等を印刷してパスポートと一緒に入国審査時に提出するとスムーズに入国出来ます。
15日以上の滞在の場合は最低でも観光ビザを取得しておきましょう。
記事を書いている2019年12月末の段階ではどうなるか分かりませんが、30日再入国不可のルールが変わる様ですね。
ベトナムのビザ
主に観光目的での入国には観光ビザで問題はありません。
ベトナムには約20種類のビザがありますが、この記事ではその詳細は説明しません。
多くの人が観光ビザでベトナムを訪れるでしょうから、観光ビザに付いては簡単に説明します。
観光ビザの種類
- 有効期限1ヶ月/シングルエントリー
- 有効期限1ヶ月/マルチエントリー
- 有効期限3ヶ月/シングルエントリー
- 有効期限3ヶ月/マルチエントリー
シングルエントリーとマルチエントリーの違いは、シングルエントリーの場合は出国するとビザが失効してしまう事です。マルチエントリーの場合は有効期限以内であれば入出国に関しては何度でも出来るという事ですね。
ポイント
シングルエントリーでもビザを所有していれば、出国後の30日以内の再入国は可能です。
ただし上記の方法での再入国の場合はノービザ扱いになりますので、ベトナムを本拠に各国を回る予定の人はマルチエントリーでビザを取得しましょう。
観光ビザ申請方法
- オンラインで申請する
- 各ベトナム大使館や領事館で申請する
オンラインで申請する場合はE-visaと言う電子ビザのシステムもあるのでわかりやすい方法で申請しましょう。
観光ビザのオンラインの申請方法は上記サイトが非常にわかりやすいです。
ビザのオンライン申請や手書きの申請書のフォームは上記のサイトにて
注意ポイント
「ベトナム ビザ 申請」で検索すると多くのビザ申請代行会社がヒットするのですが、料金が非常に高いので注意してください。
ベトナム大使館や領事館が行ける距離にあるならば、出向いて申請するのがわかりやすいですし失敗も少ないです。
私が就労ビザを取得した手順
合わせて読みたい
就労(商用)ビザを取得するのに必要な物
- 出国予定日から6ヶ月以上の有効期限の残っているパスポート
- ビザ申請書
- 就職する企業のベトナム政府の許可番号
- 3cm x 4cmの証明写真
私は在大阪ベトナム総領事館に行き就労ビザを申請しました。
概要
住所:〒590-0952 大阪府堺市堺区市之町東4丁2−15
URL:vnconsulate-osaka.mofa.gov.vn
電話番号:072-221-6666
開館時間:月曜〜金曜 午前9:00~12:00 午後14:00~17:00 ベトナムの祝日は閉館
必要な書類を揃えてベトナム領事館に行きます。
企業側からはDN(商用)ビザの3ヶ月のマルチエントリーと言う指定があったので、そちらで申請をします。
受付オフィスには申請書類があります。日本語訳も表記してあるので必要事項を記入します。
記入が終われば受付で必要書類とパスポートを渡します。この時にビザ申請代金が請求されます。
領収書が渡されてビザが発行される日をカレンダーで指差しで係員が教えてくれました。発行まで一週間必要なようです。
ビザは引き取りにもう一度来るか、別途料金を払って宅配便で送ってもらえるかを選べます。
引き取った後のパスポートにDNビザが貼り付けられていました。マルチプルで3ヶ月有効のビザである事は引き取りの際に確認しましょう。
まとめ
海外就職の場合はワークパーミット関連の書類とビザの申請をまとめて行う場合が多いと思いますが、ビザは入出国証であると言う事でワークパーミット関連の書類とは別物と言う認識をはっきり持っておく事が大事です。
DNビザの申請で大事な事はベトナム政府の発行した企業の許可番号が必要と言う事です。
渡航日から3ヶ月有効のビザを発行する許可をベトナム政府に企業が申請するので必要なのですね。
DNビザを取得したからと言って、そのまま働ける訳ではないので注意してくださいね。
ビザはあくまでも入出国に必要な物だけであると言う認識が大事です。なんの為に国に留まるかと言う区分けで就労と言うのを入国時にはっきりさせておく為の就労ビザなんですね。