今回は大阪でもやや南の拠点である天王寺から関西国際空港までリムジンバスを利用する方法を説明します。天王寺からの利用は若干ややこしい部分もあるので、事前に情報を知っている方が時間がギリギリの時等でも冷静に行動できるので、利用予定のある人はこの際だから利用手順を知っておくのが得策です。
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天王寺発のリムジンバスの説明
天王寺から関西国際空港直結で利用できるリムジンバスは、乗車定員が決まっていますので必ず座ってゆったりと関西国際空港まで移動できるという利点があります。
乗車料金はJRの普通運賃の方が安いのですが、電車の場合は混み合っていたり関西空港の駅からターミナルまで歩いて移動しなければなりませんが、リムジンバスの場合はターミナル1とターミナル2の入り口に直接停車するので、関西国際空港に到着してからの徒歩の移動も少なくなり旅の疲れの軽減にも繋がるので非常に便利です。
運賃
片道
大人:1600円
小児:800円
往復
2900円(乗車日より14日間有効)*小児料金の設定はありません
天王寺発の時刻表
- 5:25←この便だけ先に第2ターミナルに停車します。
- 6:30
- 7:30
- 9:10
- 10:30
- 12:00
- 13:00
- 14:00
- 15:30
- 16:40
所要時間は約1時間ですが、バスなので交通渋滞で到着時間が左右される事は頭に入れておいて下さい。始発だけ先に第2ターミナルに停車しますが、それはピーチやジェットスター等のLCCの時間に合わせての事です。基本的には先に第1ターミナルの4階に停車します。第2ターミナルまで乗る場合はそこから10分ほど必要である事も知っておくと利用しやすいです。
バス乗車口
公式HPのバスの乗り場の位置です。ここはあくまでもバス停ですが、リムジンバスに乗車するには乗車券を先に購入する必要があります。
このバス停には乗車券は販売していないので注意して下さい。
バス乗車券の購入の方法と場所
天王寺交差点側からバス停よりも少し少し進んだあべのハルカス側にバスサロンがあります。所謂待合所ですね。
この場所は公式HPに
のりば近くにあるバスサロン内の券売機にてお買い求めください(現金のみ。クレジットカード・ICカードは未対応です。)
こう言う記載しか掲載されていないので、初めて利用する人はまずこのバスサロンを探さなければなりません。上記に貼ってある地図の位置にこのバスサロンがありますので参考にして下さい。
自動券売機で乗車券を購入
バスサロンの奥に自動券売機がありますので、その自動券売機を利用して乗車券を購入します。使用できるのは現金だけなので注意して下さい。
海外の観光客も多く利用するので、言語が選択できます。
障害者手帳をお持ちの方は障害者割引を受ける事が出来るのでその選択画面です。
利用人数の選択画面です。この時はキャンペーンで乗車券が1200円で利用できましたが、普段は片道1600円ですのでご注意下さい。
無事に購入完了です。切符のような乗車券が発券されます。
バスに乗車
乗車券を無事に手に入れたら、乗車時間近くまでバスサロン内で椅子に座って待ってるのがベターな選択ですがバスサロンからバス乗車口まで数分離れていますので、天候次第では早めにバス乗車口に行ってる方が無難な場合もあります。
バスが到着すると係員が乗車する人の荷物を集め始めます。
海外旅行に行く人や海外からの観光客が多いのでスーツケースの数が多いです。
係員にスーツケースを渡すとスーツケースに番号札を貼り、その半券を渡して貰えます。
バス側面
バス後方
空を見上げるとあべのハルカスがそびえ立っていますね。
時間になると乗車が始まりますので、係員に乗車券を渡して指示に従って乗車しましょう。
乗車してしまえばあとは約1時間の道のりの関西国際空港に到着するのを待つだけです。
到着
私が利用した便は第1ターミナルで全員が下車しました。
荷物の半券を係員に渡してスーツケースを引き取ります。
これで無事に関西国際空港に到着と言う事になります。
まとめ
実際にターミナル1の4階の入り口前に降りるので電車のホームから荷物を持っての移動が無くなる分体力の消耗が少なくて済みましたね。それは旅の始まりと言う意味でも帰路と言う意味でも意味合いが大きいと感じました。
便数が少ないのが難点ではありますが、自分の乗る飛行機のチェックインのタイミングが合えばゆっくり座って荷物の心配もせずに関西国際空港まで移動出来るのはありがたいです。
それでも時間帯が合うならば旅の最初の体力の消耗を考えたら、利用する価値は十分にあります。
大阪各地からリムジンバスは運行されていますので、時間帯が合うなら是非おすすめですよ。